技能実習生の「失踪」のすべて Part 2 〜失踪を防止するには?~

技能実習生の「失踪」について、前回の記事(insert previous blog link)では失踪の実態や原因、受け入れ企業へのペナルティを紹介しました。

本記事では、失踪の防止策に加え、当社の提供するサポートについて紹介します。

目次
おさらい~失踪の原因とペナルティ~
失踪を防止するには
当社の強み
まとめ

おさらい~失踪の原因とペナルティ~

技能実習生の失踪には、主に2つの原因があります。

①受入企業側に問題があるケース

  • 賃金未払いや過剰労働の共生などの法令違反行為
  • パワーハラスメントなどの人権侵害行為

    ②技能実習生側に問題があるケース

    • 実習期間終了後も帰国せず残留して不法就労をする
    • 悪質なブローカーの存在

    失踪者を出してしまった企業には、外国人材受け入れの停止や企業名の公表などのペナルティがあり、今後の採用活動に悪影響が及ぶことが考えられます。

    それでは、失踪者を出さないために企業はどんなことをすればよいでしょうか?

    失踪を防止するには

    . 労働環境を整える
    . 受け入れ後のサポート体制を整える
    . 優良な監理団体を選ぶ
    • 労働環境を整える

    雇用契約の内容や賃金を見直し、日本人従業員と同じ基準で技能実習生が働ける環境が整っているかどうか確認しましょう。

    労働契約期間や労働時間、従事する業務内容を雇用契約に明記した上で、しっかりと実習生に通知し、その内容を遵守する必要があります。

    また、労働基準法に準じた賃金が支払われているかを確認することは、金銭面でのトラブルを防ぐためにも重要です。

    • 受け入れ後のサポート体制を整える

    日本に来た技能実習生の中には、日本の生活環境や職場での人間関係に悩む人もいます。

    また、SNSなどで賃金の比較をし、不安を抱くケースもあります。

    技能実習生が安心して相談できる環境を整えることは、失踪を防止するだけでなく、本人の心のケアにもつながります。

    責任者や上司とは別の相談役をつけることで、技能実習生が気軽に悩みを相談できる環境をつくることができます。

    その他にも、銀行口座の開設や携帯電話の契約などに日本人従業員が同行して手助けするのもいいかもしれません。

    • 優良な監理団体・送出機関を選ぶ

    優良な監理団体は、政府公認の送出機関と提携しており、失踪リスクの低い技能実習生の受け入れをサポートしてくれるでしょう。

    当社の強み

    ACE GROUPには、技能実習生送り出しに際して、以下のような強みがあります。

    • 送り出し技能実習生失踪率1%以下  企業定着率の高い、優良な人材を輩出しています。

    • 母国語話者によるのメンター制度 弊社ミャンマー人社員が、日頃から技能実習生と面談を実施し、職場や生活における悩みをヒアリングしています。 対面でのサポートをするため現地に赴くこともあります。

    • 弁護士による現地教育 弊社が送り出すミャンマー人材は、日本入国前に弁護士による法令理解講座に出席します。失踪することで自身にどのようなペナルティがあるのかをよく理解した上で来日します。

    まとめ

    本記事では、技能実習生の失踪の防止策と当社のサポートについて紹介しました。

    技能実習生が働きやすい社内環境を整え、監理団体と協力して日頃から実習生をケアすることが大切です。

    今後の記事では、各在留資格の違いについて詳細に解説していきます。

    ACE GROUPでは、外国人材の受け入れに関するさまざまなサポートを提供しております。外国人全般(技能実習・特定技能・技人国・留学生)の受け入れをご検討の企業様は、お気軽にお問い合わせください。

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